ハーバード白熱教室(NHKで放映中)-(60分×多動画)難易度:★★★★★ 動画画質:★★★★★ アメリカの名門ハーバード大学で,最も人気のある授業―サンデル教授の JUSTICE(正義)。現代の難問をめぐって,世界選りすぐりの知的エリートが議論を闘わせます。日本でもNHK教育放送で日本語翻訳版が現在放映中です。 <英語版と日本語版の両方が視聴できます> 動画の便利な操作法(全画面表示,日本語字幕への切りかえなど) |
|
ドキュメンタリーやニュース動画は,はっきりした英語で話され,文法的にもきちんとした英語が使われます。 そのため,受験英語に慣れている日本人には,会話中心の映画やドラマより聞きやすいと言われます。 これから動画で英語を学習しようという方は,ドキュメンタリーやニュース動画からはじめ,将来的に映画やドラマに幅を広げていくことをおすすめします。 おすすめ学習サイト
YouTubeでは,動画画面の右下でサイズや解像度を変えられます。 2)意味をとりにくいときは一時静止 YouTubeでは,動画上をクリックすると一時静止し,字幕をゆっくり読むことができます。 3)わからない内容があっても気にしない 上級者でも完全に意味をとるのは難しいものです。全体の意味をとることを目標にしてください。 4)楽しみながら学習する しばらく学習して楽しくないと感じるときは,他の動画にかえるか,無料の「動画で学ぶ英文法」で英語力をアップしてください。 (注意)YouTubeは,規約のため動画の多くは10分以下です。長時間の動画はいくつかに分かれており,例えば6分割の動画であれば順に「1/6,2/6,3/6,…」というようにタイトルが付けられています(他の表示の場合もある)。 おすすめ学習サイト |
アメリカの名門ハーバード大学で,最も人気のある授業―サンデル教授の JUSTICE(正義)。現代の難問をめぐって,世界選りすぐりの知的エリートが議論を闘わせます。日本でもNHK教育放送で日本語翻訳版が現在放映中です。 <英語版と日本語版の両方が視聴できます> ■白熱教室とサンデル教授について(Wikipediaの記事より) 『ハーバード白熱教室』(Justice with Michael Sandel)は,WGBH(英語)が制作したサンデルの「政治哲学」講義を収録したテレビ番組。ハーヴァードの授業がメディアに公開されるのは初となる。講義では例題や実際の実例を出しつつ,学生に難題を投げかけ議論を引き出し,自身の理論を展開する。 日本ではNHK教育テレビで2010年4月 4日から6月20日まで毎週日曜18時から放送された。2ヶ国語放送で副音声は英語原音。各レクチャーの後に千葉大学教授の小林正弥による解説が挿入された。2010年8月に来日し,同月25日に東京大学,安田講堂で『ハーバード白熱教室 @東京大学 日本で正義の話をしよう』が収録され,9月26日のETV 特集で90分編集版が,また10月4日と11日の2週に分けて教育テレビで120分編集版が放送,10月17日にはインタビューも交えた『ハーバード白熱教室の衝撃』も放送。2010年11月21日より日本各地の大学で行われている講義を取り上げる『白熱教室JAPAN』が放送予定。 Wikipediaによる紹介 白熱教室サイト(NHK/日本語) 白熱教室YouTube公式サイト(ハーバード大学/日英語) おすすめ学習サイト![]() ![]()
■第1回 「殺人に正義はあるか」 Lecture1 犠牲になる命を選べるか あなたは時速100kmのスピードで走っている車を運転しているが、ブレーキが壊れていることに気付きました。前方には5人の人がいて,このまま直進すれば間違いなく5人とも亡くなります。横道にそれれば1人の労働者を巻き添えにするだけですむ。あなたならどうしますか?サンデル教授は,架空のシナリオをもとにしたこの質問で授業を始める。大半の学生は5人を救うために1人を殺すことを選ぶ。しかし,サンデル教授はさらに同様の難問を繰り出し,学生が自らの解答を弁護していくうちに,私たちの道徳的な根拠は,多くの場合矛盾しており,そして,何が正しくて,何が間違っているのかという問題は必ずしもはっきりと白黒つけられるものではないことを明らかにしていく。 Lecture2 サバイバルのための殺人 サンデル教授は,19世紀の有名な訴訟事件「ヨットのミニョネット号の遭難事件」から授業を始める。それは,19日間,海上を遭難の後,船長が,乗客が生き残ることができるように,一番弱い給仕の少年を殺害し,その人肉を食べて生存した事件だった。君たちが陪審員だと想像して欲しい。彼らがしたことは道徳的に許容できると考えるだろうか?この事例を元に,哲学者,ジェレミー・ベンサムの功利主義「最大多数の最大幸福」についての議論を戦わせていく。 英語版(YouTube) 日本語吹き替え版(FC2動画) おすすめ学習サイト■第2回 「命に値段をつけられるのか」 Lecture3 ある企業のあやまち ベンサムの功利主義の中心となる考え方である「効用の最大化」,つまり最大の喜びをもたらすものこそ最善である,という論理をさらに具体的に考える。「すべての便益の合計から,代償を差し引いたとき,幸福が苦痛を上回るだろうか」というこの論理は,「費用便益分析」という名で,昔から企業や政府でよく使われてきた。サンデル教授は,事例をいくつか挙げる。政府がたばこの消費税率を上げようとした時,あるたばこ会社は費用便益分析を行い,「政府は,国民の喫煙によって得をする」という結論を出した。1970年代には,アメリカの自動車メーカーが,人の命に値段をつけて,リコール問題における費用便益分析を行った。多数派が残酷で,卑劣であっても,私たちは常に多数派の幸福をより重視すべきなのだろうか?すべての価値をお金のような共通の基準を用いて足し合わせ,比較することは可能なのだろうか? Lecture4 高級な「喜び」 低級な「喜び」 サンデル教授はもう一人の功利主義の哲学者,ジョン・スチュワート・ミルを紹介する。ミルは,道徳性の高さは効用の大きさで決まると考え,「望ましいものとは,実際に人が望むものである」と述べた。さらに,功利主義が高級な喜びと低級な喜びを区別することが可能だと論じている。区別する方法とは,両方を経験した人が選ぶほうが,より好ましい喜びだ,というのだ。その実証のため,サンデル教授は学生たちにシェイクスピアと,人気のアニメや TV番組を比較させる。さて,高級な喜びに選ばれたのは・・・? 英語版(YouTube) 日本語吹き替え版(FC2動画) おすすめ学習サイト■第3回 「「富」は誰のもの?」 Lecture 5 課税に「正義」はあるか アメリカでは,所得層の上位10%が富の70%を所有している。アメリカは,民主主義国の中で,富の分配については,もっとも不平等な社会の一つである。さあ,これは公正か不公正か?サンデル教授の質問から議論が始まる。その中でリバタリアンの哲学者,ロバート・ノージックを紹介する。リバタリアンの理論によれば,政府の介入が最低限に抑えられた最小国家のみが正当化され,政府は(1)人間を自分たちから守るような法律(シートベルトを強制する法律など),(2)社会に道徳的価値観を押し付ける法律,(3)富める者から貧しい者への所得を再分配する法律,を制定する力を持つべきではない。サンデル教授はビル・ゲイツとマイケル・ジョーダンの例を挙げ,税金による再分配は強制労働と同じであるというノージックの理論を説明していく。 Lecture 6 「私」を所有しているのは誰? アメリカには私立の消防会社がある。消防会社に登録し,年間の会費を払うと,家が火事になったら,やってきて消火してくれる。しかし,彼らは誰の火事でも消してくれるわけではない。このビジネスから始まり,リバタリアンの哲学者,ロバート・ノージックの論を紹介する。彼は貧困層の住宅,ヘルスケア,教育のために,富裕層に税金を課すのは一種の強制だと主張する。学生たちは大反論する。再分配のための課税は必要だ。貧しい人の多くが暮らすためには,社会福祉が必要なのではないのだろうか?しかし,累進課税システムの社会に生きていたら,税金を払う義務を感じなくなるのだろうか?多くの場合,お金持ちの多くは,富をまったくの幸運か,一族の財産として獲得しているのではないか?この授業では,学生からなる「リバタリアン・チーム」が,これらの反論に応え,リバタリアンの哲学を弁護する。 英語版(YouTube) 日本語吹き替え版(FC2動画) おすすめ学習サイト■第4回 「この土地は誰のもの?」 Lecture7 土地略奪に正義はあるか 哲学者ジョン・ロックは,個人はある一定の権利を持っており,その権利は非常に根源的なものであるため,いかなる政府も取り上げることができないと主張する。生命,自由,財産に関するこうした権利は,そもそも私たちひとりひとりに,「自然権」として政府や法律が作られる前の「自然状態」の中で与えられているというのだ。となれば,アメリカ大陸の先住民の土地を奪い,建国したアメリカの行為はどう考えればいいのだろうか。そこには正義があるのだろうか。議論は沸騰する。 Lecture8 社会に入る「同意」 私たち皆が,不可譲の生命権,自由権,財産権を持っているとしたら,どうして政府は人々を徴兵し,生命を危険にさらすことができるのだろうか?どうして政府は,税金を取り立てることができるのだろうか?課税は,人々の財産を同意なしに取り上げることに等しいのではないか?ジョン・ロックの答えは,私たちは,社会の中で生きることを選択するときに,過半数により可決された税法に従うことに「暗黙の同意」を与えているからこそ,それが可能なのだという。ならば,「同意」とは何か,「同意」があればどこまで許されるのかを議論する。 英語版(YouTube) 日本語吹き替え版(FC2動画) おすすめ学習サイト■第5回 「お金で買えるもの 買えないもの」 Lecture9 兵士は金で雇えるか 政府は国民を徴兵し,戦場に送ることができるのか?徴兵に市場システムを組み合わせるのは正義か?兵士を確保するための3つの方法,すなわち志願制,徴兵制,傭兵制について議論する。給料をもらうために兵役につく「志願制」は一見自由な選択に見える。しかし,経済的機会に恵まれないから軍隊に入らなければならないのなら,それは「強制」なのではないか?そもそも,兵役は愛国心にかかわる市民の義務なのではないか?では,そこには「同意」があるのか・・・? Lecture10 母性売り出し中 人間の生殖における市場の役割,つまり,卵子や精子は,金のために売買されるべきかどうかを考える。1980年代におこった代理母の「ベビーM訴訟」を例に,激論が交わされる。営利目的に代理母になった女性の「同意」は有効かどうか・・・?このケースで裁判所は,文明社会には金では買えないものがある,という決断を下した。市場原理を際限なく広げていくとどんな社会が生まれるのか。サンデル教授は,ある種のものは,利用できなくても価値があり,単なる利用よりも崇高な方法で適切に評価されるべきだという結論に導く。 英語版(YouTube) 日本語吹き替え版(FC2動画) おすすめ学習サイト■第6回 「動機と結果 どちらが大切?」 Lecture11 自分の動機に注意 ここから3回に渡って,このコースで最も難解だが,重要なイマヌエル・カントの思想を検証していく。カントは功利主義を否定した。私たち一人一人は,効用の最大化に勝る,ある種の基本的な義務と権利を持っていると論じる。カントはまた,結果を計算した上での道徳的行為を否定する。私たちが,義務から行動したときのみ,それが正しいからという理由で行動した場合のみ,私たちの行動は道徳的価値があるというのだ。カントは,店主がお釣りをごまかす機会を,自分のビジネスへの影響を心配して逃す例を挙げる。カントによれば,店主の行動には道徳的な価値はない。彼は正しいことを間違った理由のために行ったからだ。 Lecture12 道徳性の最高原理 カントによれば,私たちの行動に道徳的価値がある場合,その道徳的価値を与えるのは,自分の利益や性向を乗り越え,義務から行動する私たちの能力である。サンデル教授は,スペリング・コンテストで優勝した13歳の少年が,審判に,自分が本当は最後の単語のスペルを間違えたことを告白した実話を伝える。この例などを用い,教授は,ある行動が道徳的に正しいかどうかを判断するカントのテストを説明する。私たちの行動を突き動かしている原則を特定し,その原則が人間誰にとっても通用する普遍的な法になり得るかどうかを尋ねていく。 英語版(YouTube) 日本語吹き替え版(FC2動画)はありません。 おすすめ学習サイト |
| ■このサイトについて |
サイトのご案内
出版物のご案内
動画の便利な操作法
お問い合わせ
当サイトの外部評価| ■動画で学ぶ英文法 |
すべて無料です。ぜひご利用ください。| ■サイト管理者の著作物 |
出版物の詳細
アマゾンで購入
セブン&ワイで購入
出版物の詳細
アマゾンで購入
セブン&ワイで購入| ■視聴者の方へのお願い |


〔初級者向〕字幕付き無料動画で英語を学ぶ!トップへ